「散らかった家に決別したくて意を決して家を片づけたいと家族に話したら、生活感がない綺麗な家は、落ち着かなくて窮屈そうで嫌だと言われたんです・・・」
とお聞きすることがよくあります。

うんうん、人それぞれ価値観はありますよね。

みんながみんな整った家が良いと思っていなくて当然です。

綺麗の基準値は違うしね。
けれど本当に整った家は嫌なのかな〜。

例えば、休暇が取れて家族旅行へ。
余計なモノがない綺麗なホテルに泊まるのと、雑多なモノが溢れている汚いホテルに泊まるのとどっちがいいのか・・・当然誰もが同じ答えだと思います。

自分の家の床にモノが散らばっていて、髪の毛や埃が落ちていて、カビ臭くて、汚くてもあまり気にならないのは、じわじわと時間をかけて自分が汚した場所だから。

もし他人の家に行った時に、散らかり放題で床は埃だらけ、ドロドロのシンク、汚れた冷蔵庫から氷入りの麦茶を出されたら。。。
お茶飲めないかもしれないですね。。。


自分が散らかして作り出した汚れや、匂いは気にならないのは人間の習性なのでしょう。

夫婦といえども他人ですし、耐えられない空間を作り出す人とは一緒に暮らせない、となってしまうことがあるのも事実。。。

潔癖性になる必要はありませんが、「普通の暮らし」をしたいですね。

でも核家族になってあまりよそのお家に行くこともなくなったので、この「普通の暮らし」の基準がわからない方が多くいらっしゃるように感じます。

「うちはそんなに散らかっていない」
案外みんなそう思っていますよね。


「生活感がある家」の本当の意味は、モノの在り処を誰もがわかり、床にモノが落ちておらず、誰もが使いやすい清潔な台所やトイレや浴室になっているお家です。

整った家を「生活感がない」と言うのは間違いで、整った家にこそ生活する情景が浮かぶんですよ。

ビフォーアフターを見て、どちらが家事がしやすく寛いだ気持ちになれるかをイメージしてみてくださいね。

<リビング ビフォー>
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<リビング アフター>
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<キッチン ビフォー>
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<キッチン アフター>
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暮らしが整えば大きく心と行動に変化が起きて、疲れていた身体にも心にもエネルギーがよみがえります。
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