捨てることに拒否反応?4歳の女の子がモノを捨てられない理由
昨年のブログにコメントすみません。
毎日更新を楽しみに拝読しています。
今年もよろしくお願いいたします。
おもちゃなど子どものモノの管理に関して悩んでいます。
もうすぐ4歳になる娘が「捨てる」ことに対してものすごく拒否反応を示します。
破れてぐちゃぐちゃな折り紙でさえ「取っておく」と執着します。
食事を食べきれず残すときも「捨てないで」と泣き叫びます。
このまま大きくなったら、かつての私のようにモノを溜め込み、モノに支配される子になるのではないかと心配です。
子どものモノの管理は今は私がしています。
おもちゃを買い与えるのはクリスマスや誕生日のみ、増えすぎないよう気をつけ、枠内に収まっています。
祖父母や叔父叔母(私の父母弟妹)が時に買い与えてしまった100均のものやガチャガチャ、飲食店のオマケでただでもらったものなど、
こまごましたおもちゃは、遊ばなくなったら私がこっそり捨てています。
また、いわゆる「おかたづけ」はできます。
寝る前のリセットのとき、下の子が使ったおもちゃも含め、娘が積極的に片づけてくれます。
でも、「つかわないものとバイバイしよう」と言うと「ぜんぶつかってる! すてるのやだ!」となってしまうんです。
今後も私が勝手に捨てていくしかないんでしょうか…
なんだかそれも心苦しく悩んでいます。
ユウ
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これまでお片づけレッスンを通して、たくさんのお子さんとお片づけをさせていただきました。
お子さんとの片づけは、そのお子さんが常日頃どんなことを大切にしているかが、とてもよくわかります。
モノを手にしながら、そのおもちゃはどういう経緯でやってきたのか、どんな風に遊ぶのか、どこが好きなのかなど、
大人の想像力では浮かばない遊び方などを聞くことができとても楽しいです。
またご両親や兄弟、おじいちゃんやおばあちゃん、お友達、周りの人たちへのピュアな心が発する愛を感じることができ、心がキュンとするとても楽しい時間です。
ユウさんも是非お嬢さんとの片づけは、捨てさせることに集中せず楽しんでみてくださいね。
捨てられないと焦らなくて大丈夫ですよ。
まだ4歳になったばかりだもんね。
子は親の鏡といいますが、お嬢さんは、まだユウさんがモノを手放せなかった頃の心を持っているんだと思います。
時間が経てば、今のユウさんのマインドが伝わっていくでしょう。
そして、優しい娘さんは、「使わないモノはバイバイしよう」という言葉に寂しい感情を抱くのかもしれませんね。
「バイバイやサヨナラ」は、子供には悲しい言葉じゃないかな。
「すてるのやだ!」というお嬢さんの言葉に現れているように感じました。
うちの子供達が3歳ぐらいの頃を思い出してみると、私の両親が家に遊びに来てしばらくして
「そろそろ帰るね!ばいばいまたね!」というと子供達は玄関まで父母を追いかけていって
大泣きしていました。
孫に泣くほど欲せられ、父と母は嬉しそうにしていましたね。
ですから、「捨てる」や、「バイバイ」という言葉を使わずに、
「新しいおもちゃを迎えるために場所を開けよう」
というようなポジティブな声をかけてみてはいかがでしょう?
そして、子供達のモノではない、ユウさんのモノの片づけのお手伝いをしてもらったり、
簡単なお掃除を手伝ってもらったりしながら、お部屋を綺麗にすることを伝えてみてはいかがでしょう。
言葉で説明が難しい幼い頃は、見たり感じたりしながら、心が成長していくと思いますよ。
年齢的に、話していることが理解できるようになったら、捨てるだけでなく、
売ったり、寄付したりする方法でモノを社会に循環させることも教えてあげるといいですね。
最高に楽しい子育ての時間を、大いに楽しんでくださいね!
そして、ご飯を捨てないでーという娘さんは素晴らしいと思うので、
食べ切れる量をよそってあげてくださいね!
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コメント
コメント一覧 (4)
先生、わかりました!
娘が捨てるのを嫌がるわけが。
昨晩のリセットのとき
ふと「どうして捨てるの嫌なの?」と聞いてみると
「すてたらもえちゃうでしょ、あつくてしんじゃうでしょ、トイ・ストーリーでやってたもん」って。
それで
半年ほど前に見た、トイ・ストーリー3で
ごみ焼却場に迷い込んだおもちゃたちが火に怯えるシーンがあったのを思い出しました。
そのとき娘は「あつそう、かわいそう」って半べそになりながら見てたんでした。
娘の中では
「捨てる」=「燃やされて死んじゃう」なんですね。
改めて、焦らず、娘の気持ちに寄り添いながら、一緒に片づけをしていこうと思いました。
片づけというより子育ての悩みなのに…ブログで取り上げてお答えいただき、恐縮です。
バイバイが悲しい言葉とは思いませんでした!
「捨てる」という言葉を使わずに、モノを手放そうとわかりやすく伝えたつもりでいたのですが…
でも、確かにそうかもしれないです。
バイバイするとき、大泣きすること、うちもあります。
私のモノの片づけを手伝ってもらうのいいですね!
お手伝いしたがる年頃ですし。
あと
これまでもサイズアウトした服は乳児院に寄付していたので、その荷造りを一緒にするのもいいかもしれません。
このままモノに執着する子になったら…と不安でしたが、いろいろできることありそうです。
相談してよかったです!
ありがとうございました💕
自分に対しては、ネガティブな発想や言葉を控えポジティブに生きるべく努力をしていても、
他人に対しては無関心で、物言いがぞんざいで直情的になっていた自分を猛省しました。
心の成長期にある子供をポジティブな発想と言葉で導く大事さを、改めて思いました。
先生、ステキな言葉をありがとう。
子供におかあさんのマインドが伝わって行く、という考え方にとても勇気をもらえました。
お母さんが元々持っていた傾向はきっとお子さんも持っていて、お母さんの価値観が変わって行けば、お子さんにも少しずつ伝わっていくのですよね?
我が家の息子は今年成人してしまって、もう伝えられることはあまりないかも知れないけれど、それでもこの何年かで京子先生の本や講座、ブログから学ばせていただいた事を根気強く実践しつつ息子と主人に伝えてきました。
まだまだ心配になってしまうこともあったり、時にはガッカリしてしまうこともあり、えっちらおっちらですが進んで来ました。伝わっているかな、と思う事もあります。
キッチンのリセットはお願いすれば(放っておいても、、、というわけにはいきませんが、、)やってくれるようになり、自分の部屋でもゾーニングをかなり守り、床にものを放置することは無くなりました(^^ゞまだその程度ですが、進歩は見られます。あとは私がどこまで根気強く、彼が独立して家を出るまでに伝えていけるかの勝負だと思っています。自分に本当に必要なものを見極めて生活を整えていける力はこれからの世の中、大切なスキルだと思うのです。きっと4歳のころから京子先生のメソッドを実践しておられるご家庭のお子さんは、二十歳になるころには自分の生活をキチンと整えておられることでしょうね。