優しい人ほど傷ついてしまうなんて

暮らしがスムーズに回るとき、

それは心も身体も元気なときですよね。  

反対に、心配事があったり、

頭痛で立っているのもしんどいときは、

家事も仕事もままならなくなりますね。

だから、やっぱり一番大事なのは

心と身体の健康だと改めて感じます。

誰だって、生活の中で人間関係に傷つくことはあります。
 

陰口を言われたり、信頼していた人から

予想外の言葉をぶつけられたり…。  

そんなとき、自分の心をどう守るかがとても大切。

私は、自分を大切にする方法のひとつに、

言いたいことを我慢せずに伝えることがあると思います。
 

気持ちを飲み込んでしまうと、

心にも身体にも負担がかかり、

最悪の場合、病気に繋がることもあります。  

今回ご紹介するのは、

LINEレッスンを受講されたAさまのエピソードです。  

介護施設で働くAさまは、とても繊細で優しい方。  

もし私が高齢になって施設に入居するなら、　

スピード重視で効率だけを求める方よりも、

Aさまのようにじっくり寄り添って

話を聞いてくれる方に介護してほしいと思います。

でも、Aさまはそんな優しさが伝わらず、

職場ではコスパ重視の仕事のやり方に

悩むことも多かったそうです。  

自分の気持ちを我慢しているうちに

気が滅入ってしまうというAさまとは、

暮らしを整えながら、気持ちの伝え方や

心の持ちようを一緒に考えていきました。

レッスン前、Aさまが抱えていた悩みはこちらです。

▼Aさまのお悩み

- 物が多すぎて、どこに何を置けばいいのか分からない。

- 「もったいない」「いつか使うかも」と考えすぎて、物を捨てられない。

- 子どもの頃から片付けが苦手で、どうしていいか分からなかった。

- 片付ける場所を決めても、他の場所が気になり、どちらも中途半端に終わる。

- 仕事、家事、育児で疲れ果て、片付けや掃除まで手が回らない。

- 散らかった部屋にいるだけで疲れ、自己嫌悪に陥っていた。

- 家族の物が気になりつつ、自分の物も多く、部屋がすっきりしない。

- 子どもや夫と片付けを巡って意見がぶつかり、けんかになる。

Aさまのお悩みを伺う中で、私が特に印象に残ったのは、

Aさまが思うほど部屋は散らかっていないという点です。  

実際にお写真を見ても、

物が溢れているわけではありませんでした。

それでもAさまが深く悩んでいらっしゃるのは、

片づけの問題だけでなく、

心の問題が大きく関係していると感じました。

片づけが苦手という思い込みや、

人に迷惑をかけたくないという繊細な性格が、

さらに自信を奪ってしまっていたのかもしれません。

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一方で、Aさまは、理想の暮らしや家族の姿も、

明確にイメージされていました。

▼Aさまの理想

- 子どもたちに「きれいな部屋が当たり前」と思ってほしい。

- 子どもの友達が気軽に遊びに来られる家にしたい。

- みんなが穏やかに過ごせる家庭を作りたい。

- 毎日探し物をする生活をやめたい。

- 手作りの食事やお菓子を家族と一緒に作りたい。

- 古くなった家具や家の設備を買い替えたい。

- 和室をきれいにして、窓を開けて風を通したい。

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Aさまの悩みをお伺いし、

一緒に片づけを進めていく中で、

少しずつ心の整理も進みました。  

暮らしを整えることで、

Aさまのメッセージや心がポジティブに

変化していく様子がとても印象的でした。

レッスンを通してAさまがどのように変わっていったのか。  

そして、どんな気持ちで片づけに取り組み、

どんな未来を手にしたのか。

明日はビフォーアフターの写真とともに、

Aさまの感想をお伝えしますね。

＜居間ビフォー＞

＜キッチンビフォー＞

＜長女部屋ビフォー＞

＜次女部屋ビフォー＞