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「スペースがあって置けるからええやん!」で大げんか
夫婦間で
「住まい方の価値観が違ってモヤモヤする…」
という話、よく耳にします。
実は私も昔、同じような経験をしました。
我が家の場合、夫は
「置く場所があるんだから、捨てる意味がわからない!」
というタイプ。
使わない釣竿や高校時代の部活のユニフォーム、
小学校からの名札まで、さまざまな思い出の品を
ずっと持ち続けていました。
私がせっせと片づけてスペースを作ると、
その空いた場所にまたモノを置いてしまう…。
そんな夫に思わず腹が立ち、
何度もぶつかったことがあります。
でも不思議なものですね。
長年一緒に暮らしていると、
夫婦ってだんだん似てくるものなんです。
今では、そうした片づけを巡る喧嘩は
まったくなくなりました。
先日、昔の私の夫のような旦那様を持つ
LINEレッスン生さんからご相談をいただきました。
「夫がモノを捨ててくれなくてモヤモヤする」
という内容でした。
そこで私はこんな提案をしました。
「無理に捨てろとは言わずに、
こう伝えてみてはどうでしょう?」
『このスペースをあなた専用にあげるから、
ここからはみ出さないようにしてね』
レッスン生のAさんは早速そのまま旦那様に伝えたそうです。
すると次のお休みの日、旦那様がせっせと片づけを始め、
「また時間を見つけて続きやるわ!」
と言ってくれたそうなんです!
Aさんの旦那様が動き出したのは、
「片づけてよ!」「捨ててよ!」と
一方的に言われたからではありません。
「ここからあふれないようにする」
という明確なゴールが提示されたからこそ、
片づけをする気持ちになられたんですね。
これって、夫婦間だけでなく、
どんな関係にも通じることかもしれません。
もし自分が逆の立場だったら、
相手からプレッシャーをかけられるよりも、
「少しでいいからやってみようかな」
と思えるような優しい言葉をもらったほうが、
行動したくなりませんか?
片づけに限らず、人が行動を起こすのは、
やっぱり「愛のある言葉掛け」があってこそなんですね。
ちょっとした工夫で、相手の行動が変わる
きっかけを作れるかもしれません。
そして、モヤモヤしていた夫婦の関係も、
少しずつ前向きなものに変わっていきます。
あなたももし、パートナーや家族との
価値観の違いで悩んでいるなら、
一方的に押し付けるのではなく、
優しい言葉で小さなゴールを提案してみては
いかがでしょうか?
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