最近学習机のご相談多いので子供部屋についてお話ししますね。

子供部屋はあるのだけれど目が届くリビングや１階の和室などのパブリックスペースに勉強机を配置するご家庭をよくお見かけします。

けれど残念ながらそれが原因でお部屋の役割を複雑にしてしまい、モノの置き場所が明確にできず点在し、散らかり放題になっているおうちをたくさん見てきました。

奇跡の３日片づけにも書いていますが、一つのお部屋にたくさんの役割があると部屋は散らかりやすくなります。

来客を迎える、テレビを見る、家族がくつろぐ、ご飯を食べる、子供のおもちゃスペースにする、子供の学習スペースにする。
役割が多い分使ったモノを元に戻す作業は頻繁になります。
大人も子供も負担なくくつろぎの時間を確保するためには、活動時間が長い子供スペースはきっちり分けることがオススメです。

まだ１年生だし自室管理は難しそうと思われるかもしれませんが、1歳半でも使ったモノは元に戻すということはできるようになります。親が片づけを教えてあげるのはもちろん必要です。ほったらかしはダメですよ。

子供部屋があるのなら勉強机は子供部屋に置き、週末には自分でお掃除する習慣を早くからつけてあげられたらお子さんのためにもなると思います。

綺麗なことが気持ちいいということを小さい頃から感じられる暮らしは、大人になってから生活を整えることを苦に思わなくなるでしょう。

稀に、「子供部屋をつくったから部屋に引きこもってしまうのでは。。」
というお声もチラホラお聞きしますが、気持ちのいいリビングで家族と楽しくおしゃべり毎日美味しいごはんをみんなで食べる環境があればそんな心配は要らないと思いますよ。

お部屋の役割はご家庭によってお考えはそれぞれですが、子供スペースが原因で片付かないのかも？と思われたらご紹介するA様邸のお片づけをご参考にしていただけたらと思います。

＜ビフォー＞
一階の和室は息子くんの学習机とママの机置き場ですが機能していません。
家族の着替えなどもある和室なので綺麗好きな息子くんの能力をのばしてあげられないもったいない状態になっていました。
ママも散らかっているのでここでゆっくりお仕事という気分になれませんでした。

＜アフター＞
まるで別の部屋のようでしょう。
和室は個人でお仕事されていらっしゃるママのだけの書斎スペースにしました。
息子くんのデスクは自室へ。家族の洋服も個人の場所へ移動させました。大量の不用品がここから出て行きました。捨てない片づけはやっぱりないのです。
こんなにスッキリだとお仕事もはかどりそうです。
来年度の売り上げが上がることは間違いなし！

＜ビフォー＞
物置部屋だったお部屋でしたが全て大移動。あるべき場所に行き
大量の不用品がやはり運び出されていきました。


<アフター＞
夜な夜な頑張ったLINEレッスンでA様の努力が実り、長男くんの学習スペースになりました。息子くんも大喜びです。

お勉強するときは、カゴなどにまとめて勉強道具をリビングに移動。
終わったら二階にもってあがり自分で片付けます。
ランドセルも家に帰ったら二階までもって上がる。二階に上がるまで家に到着していないと思えば楽なことです。

２階に上がることぐらいなんてことないでしょう。
もっと学校まで遠い家の子はいっぱいいるんだよとよく言いました。
懐かしい記憶です～。
何度言っても言うことを聞かないときは鬼になってランドセル外にほり出したこともありましたけどね（笑）

週末は子供達が自分の部屋をお掃除できるようにお母さんが教えてあげてくださいね。
３学期が終わったら次学年のための準備が必要です。
スペースがなければ次の学年の教科書は入れれませんからスッキリ気持ちのいいお部屋で春を迎えてください！

今回は子供部屋のデスクについてご紹介いたしましたAさま邸ですがそれはそれは涙涙のLINEレッスンでした。一冊の本になりそうです（笑）

チラリと書きましたが、完成までのご苦労やビフォーアフターまたゆっくりと書きたいと思います🎵